ああ懐かしのコバルトシリーズ

ライトノベルの古参的存在(まあちょっとちがうかもしんない)私は小5のときくらいから読んでおりました。ある方のブログで名前が出てきたのでかなり懐かしくなって…というわけで読んだ物で主なのをちょっと紹介します。

  1. 「星子シリーズ」(山浦弘靖

一番最初に読んだのがこれ。絵に惹かれて*1買ったはずが話もツボにはまった小学5年生の頃(当時)。主役の星子は高校生、割と活発な女の子でいい男を探す為の一人旅が趣味なんですが、行く先々で何故か殺人事件に遭遇してしまう…。ライトノベルじゃ珍しいトラベルミステリーです。
星子の性格もかなり好きだったんですが、それに負けずとも劣らないのが星子に関わってくる男達。宙太は警視庁の警部でハンサムではあるけど結構軽いところがある星子のフィアンセ。ハードボイルド刑事を地で行ってる様なマサル。弁護士にしてヤクザの跡取り右京。見た目は美人なお姉さん、実はニューハーフの春之介。その他エトセトラ…。皆何故か星子に惚れて色々世話を焼いてくれます(苦笑)
昔は宙太さん好きだったけど今はまた違うことになりそうな予感が(好み変わったしねぇ)しかし宙太さんと結婚してから読まなくなりました。くっつくまでの過程が面白いのであってくっついたらダメらしいです、私は。

  1. なんて素敵にジャパネスク」(氷室冴子

中学の図書館で読んだのが最初なんですが、その後従兄弟の姉ちゃんから送られてきた大量の本の中に全冊セットで入っていた思い出が。平安時代の破天荒姫、瑠璃を主役に繰り広げられるコメディ(…なのかな)結婚なんか絶対しない!と息巻いてた瑠璃が幼馴染で年下の高彬と結婚した時にはびっくりしたなぁ。ちなみに瑠璃姫も世話焼きなのであっちこっちで起こる事件に首突っ込んで行きます。…自分こういう女の子好きらしい(これは今でも)
高彬命の従者守屋、美人だけど貧乏で玉の輿を狙ってるバイタリティ溢れる姫「アキ姫(漢字が出てこない…)」あたりも結構好きだったなぁ。
作者によると「続編は作るかも知れないけど、瑠璃が死んでるかもしれない」らしいのでかなり複雑です…。

  1. 星へ行く船」シリーズ(新井素子

新井素子好きのきっかけになった本。この中ではひょっとしなくても一番古い本なのかな…。これも出会いは中学の図書館。ロマンティックSFと銘打ってあります。一応普通の女の子、あゆみが地球を飛び出して色々な人と出会っていく話。でも実はあゆみは…。最後の方に近づくにつれて重くなっていきますが基本はハッピーエンドなので安心して読めます。
この話はもう「太一郎さん」につきます。身長160センチのチビだけど喧嘩が恐ろしいほど強くて自称あゆみちゃんの保護者。この太一郎さんは今でも私的いい男上位に入っております(爆)
肝心なところでかわいかったりするんだよね〜太一郎さんって。あ、でも最終話ではあゆみちゃんと結婚します。よかったよかった。
ところで作者の新井さんに一言…太一郎さんの外伝マダー??*2

*1:第一回目から途中まで挿絵担当が服部あゆみさん

*2:出すかもと言ってからもう10年以上待ってるよ・汗